猫との共存について語ってみる。
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晴乃輔

Author:晴乃輔
4匹の猫を天国へ旅立たせ、4匹の老猫と今も暮らしている私の猫狂的生活


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面会


梅さんに面会してきた。そう、面会である。可哀相だがこのまま数日入院させっぱなしにしよう、と決めた。

うーめ!と明るく声を掛けても知らん顔。うーめたん!と呼びながら撫でても無視。うりゃー!と顔をぐりぐりしたら、もんの凄い仏頂面。静かに怒っている時の梅の顔だった。まだ食べようとはしないが、顔つきは変わってきたと思うんですけど、と先生に言われた。確かに「うー、だるい・・・」という顔ではなかったかも。身体を撫でると干からびてしまったような感じだった背中が、いつもよりしっとりとしている気がした。

「どうしますか?連れて帰りますか?」と、先生。

いやー、入れてしまったら腹が据わった。連れて帰ってもまた明日連れてくる、そして離れ離れ、の繰り返しのほうがもっとストレス溜まりそうだから、このまま梅には頑張ってもらおうと思った。病院に置きっぱにされる、家に帰れば飯くえーっておねーがうるさい、他の猫は「お前誰だっけ?なんか病院臭くね?」って凄む、これはこれでとってもストレスだ。だったらメリットのあるストレスを、と数日間の入院を決意。

「正解だと思います。そのほうが効果も出やすいと思いますよ」

先生も良い選択だと言ってくれた。無視されても梅をぐりぐり撫でると、口の周りにかぴかぴご飯。私には今はまだやらないように、と言っていたが、ここは病院。無理矢理食べさせてくれたらしい。やったほうがいいのかも、と思っても出来なかったことだから私にとってはこれも入院させたメリットになる。

かなりご立腹でちっとも目を合わせてくれなかったけど、じゃあね!と言って立ち上がるとくりっと頭を私に向けてくれた。あー、誰が来たかくらいはわかってくれてるね、と安心した。明日も行くから頑張っててておくれ。

梅さんは私のことがとても好きである。初めて会ったその日から、梅さんは私のパジャマの中にもぐりこみ、脇の下に挟まって寝ていた。日中、私が動き回るときには、私のパーカーのポケットに入って過ごしていた。私が立ち上がろうとすると自分から入ってくる。こーんなに人懐こい子だから誰に見せても喜ぶ、と実家の家族とご対面。

「うわー、ハンサム君だねー」(by妹)→ストレスによる下痢
「あらー、可愛いねー」(by母)→立て続けの下痢
「どれどれ、こっち来てごらん」(by父)→しゃーっ!と凄んで暴れる

実家全滅。何故???

「梅太郎ってどこにいるの?」(おにー)
「家のどこかにはいるんだけど・・・」(おねー)
「あ、尻尾が見えた・・・」(おにー)

隔週でしか帰ってこない我が家の家人、おにーは数ヶ月の間、梅には会えなかった。梅さんは私以外の人間に懐かないまますくすくと育ち、見事な体格に誰もがぜひ一度お目に掛かりたい、と言うが、その姿さえ見るのは難しい。姿をくらますのに飽きると、背後から忍び寄って攻撃までする。だから誰もが恐れている。未だに梅を抱っこしたことがある人間は私しかいない。寝るときは私に抱きついて寝る。甘えたくなるとトイレについてきて、膝にあがり込んで何やら話しかけてくる。こんなに甘ったれでお喋りな子なのに、誰も信じてくれない。


母上と一緒に暮らすようになり、夕飯は母上が上げてくれることが多いのだが、梅さんは最初は姿をくらまして食べに来なかった。今は食べてくれるからすっかり母には慣れたものと思い込んでいたが、本日母上に言われた。

「ご飯置くまで少し離れたところで睨んでるし、あんたの代わりに掃除するときだって、少し近づいただけで唸るから怖い。まだ一度も触ったことないのよ」

ありゃー。知らなかった。梅たん、そんなことじゃ困るよ。この先何年も君は病院が必要だ。どうしてもおねーが行かれないときはおかーさんと一緒に行ってもらおうって思ってたのに。退院したら少し母上にも慣れてもらわなくちゃ。でもそれもまたストレスか・・・。まだ病院のほうが機嫌良さそうなのは猫かぶっているだけなのか?

おねー大好きは嬉しいけど、もうおじーちゃんなんだからもう少し社交的になろうよ。


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2008⁄02⁄01 01:24 カテゴリー:桃色日記 comment(0) trackback(0)
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