猫との共存について語ってみる。
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晴乃輔

Author:晴乃輔
4匹の猫を天国へ旅立たせ、4匹の老猫と今も暮らしている私の猫狂的生活


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モモとの会話


おねー、ごめんなさい。今日は寝る時におねーを迎えに行かれなかったでし。最近おねーはモモの顔を見ると悲しそうな顔をするでし。だからモモはおねーが嫌いでした。今日のおねーは笑ってるから好きでし。昨日モモと約束したからでしか?モモがもうすぐ一人で頑張らなくちゃいけないから、おねーはモモが頑張っている間は泣かないように頑張るって。でもおかーさんもおにーもモモの顔を見ると泣くでし。なんででしか?

おねー、起きていたらなでてほしいでし。なんだか寂しくなってきました。今日はたくさん撫でて欲しいでし。ほら、苦しかったけどおねーに撫でてもらったらラクになってきたんでし。頭が重くて疲れていたけどおねーが支えてくれるからとってもらくちんでし。

おねー、モモは少し怖いんでし。モモはどこかへ行かなくちゃいけないんでしね。でも一人ぼっちはさみしいんでし。なんでモモは苦しいんでしか?眠たいのにどうして眠れないんでしか?

今日はおねーに撫でてもらったらラクになってきたでし。いつもよりいっぱい、いっぱい撫でてくれたんでしね。気持ちいい、でも怖いでし。



おねー、さっきのモモはなんだったんでしか?苦しかったでし。おねーは笑顔で大丈夫、頑張ってって言うけどモモは怖かったでし。おかーさんはなんで泣いてたんでしか?

おねー。おねー。やっぱりおねーがいいでし。おかーさんがおねーを少し休ませてあげようね、って言ったけどモモは寝るのはおねーがいいんでし。

おねー、ごめんなさい。モモは怖いからおねーにそばにいて欲しいんでし。おねーもモモと一緒に起きているから大変なんでしね。でもおねーじゃないとモモは怖いんでし。


やっぱり怖いでし。なんでモモはあんなに苦しいんでしか?おねえは笑顔でもうすぐモモは病気が治るんだ、ご飯が食べられるようになるんだって言うけど、なんであんなに怖くて苦しいんでしか?


おにーも帰って来たでし。でもモモは苦しいでし。なんでおにーは泣いているんでしか?おかーさんも泣いているんでしか?みんな泣いているのにおねーはどうして笑っているんでしか?


本当に怖くないんでしか?本当に寂しくないんでしか?本当に病気が治るんでしか?もう苦しくないんでしか?おねーが笑顔でモモをなでているでし。だんだん大丈夫な気がしてきたでし。本当にモモは気持ちよくなってきたでし。元気になりたいでし。


おねー、おねー、モモのそばに来てください。モモはもう動けないからおねーが来てください。おねー、モモは大丈夫でし。モモはもう怖くないでし。おねー、ありがとう。おねー、モモは大丈夫でし。おねー、ここからはモモ一人で頑張るでし。


おねーの言った通りでし。モモは病気が治ったでし。おにーとおかーさんはなんでまだ泣いているんでしか?モモはもう苦しくないんでし。元気になったんでし。ほら、おねーは笑顔で褒めてくれたでし。そしてモモの新しいお家を用意してくれてるでし。おねーは約束したんでし。モモが頑張ったらご飯とおやつをいっぱいくれるって。本当にいっぱいでしね。これならスイカとやまだちゃんにもわけてあげられるでし。おもちゃもあるからみんなと遊べるでし。おねー、今日はまだ一緒にいてくれるんでしね。元気になったモモと一緒に寝るんでしね。

モモは頑張ったでし。だから病気治ったでし。おにーとおかーさん、泣いていたけど優しかったでし。みんなモモを褒めてくれたでし。だからモモはもう大丈夫。おねー、明日になったらモモはひとりで行くでし。元気になったらから行ってきます!

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11月15日午後7時50分
モモ 13歳 永眠
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このブログを書くのはつらかったけど、どうしてもいつものようにモモが背中にいる状態で書きたかった。15日に日付が変わった頃からモモの様子に変化が見られた。私にしきりに甘えるようになり、少し苦しさも落ち着いたように見えた。モモが落ち着いていられるなら、と私は1時間以上モモの頭を支えて撫で続けた。でも突然モモは起き上がり、台所へと歩いていった。横たわって最初のケイレン。その一度でもう駄目か、と覚悟したけど、モモは持ちこたえてくれた。

この状態でまだ持ちこたえるなら戦いは続くかもしれない、そう思った母が少し休むように言ってくれた。私はコタツに潜り、目を瞑ったが、すぐに母から呼び戻された。モモがよろよろしながら立ち上がり、私のところへ歩いてこようとしたのだ。元の場所に収まり、モモはまた落ち着いてくれた。その時が近い、と感じ取ったからか、最近のモモは私に顔を見せたがらなかったのに、私を必要とした。ゴロゴロと甘えた声を出し、顔をこすり付けてきた。怖さや寂しさがあったのだろうか。

二度目の痙攣はそれから7時間後。再び落ち着いてくれたが、三度目が4時間後に起きた。その真っ最中にモモがおにーと慕っている家人が到着した。我が家では唯一の男性家族である私の旦那は、玄関を入ってきたときから泣いていた。このときもモモはまた持ち直してくれた。

その後、モモは這うようにしてトイレに入り込んだ。身を隠すためかと思ったが、へたれこんだまま大量のおしっこをして、そのまま出られなかった。おにーに助けて出してもらい、床に横たえると全身を伸ばしてくつろぎだした。

不思議なことに、そこから4時間ほど、モモはゆったりとくつろいでいた。呼吸も多少胸の動きが大きいが、口も閉じて本当に力を抜いて休んでいるように見えた。このまま眠って欲しい、と誰もが思っていた。

今のうちに夕食にしよう、と母上が用意してくれた食事をとっているとき、突然モモが頭を起こした。そばにいたおにーがすぐに手を貸したが、モモは起き上がり、私の姿を探した。すぐにそばに寄るとまた苦しそうな呼吸に戻っていた。

身体が硬直してきたとき、モモの前足を揉み解すと痙攣が一旦とけた。モモは下半身を引きずるようにしながら私の両膝に前足を乗せて、これでもか、というほど顔を擦りつけて来た。私が撫でてやるとじっとしていたが、少しすると私の顔を見上げ、私から離れていった。

私にはこれがモモから私へのお別れなのだ、とわかった。そして自分が一番つらい姿は私から隠すようにして、最後の痙攣を起こした。モモの全身から力が抜ける瞬間を、私は母とおにーの背中越しに見た。

私はモモと約束していた。モモが元気になるためにはモモが一人で頑張らなければならないのだから、その間は私は絶対泣かないように頑張ってモモのそばにいる、と。そして元気になったモモにはすぐにご飯とおやつを山ほどあげるから、と。

母上とおにーが号泣する中、私は押入れをあさってモモが入れそうな段ボール箱を探した。そこにモモが最後まで愛用していた毛布を敷き、母とおにーがモモとのお別れが済んだら入れられるようにしておいた。その間にモモが好きだったエサとおやつを準備しておいた。箱におさまったモモはあっという間に色々なものに囲まれた。母上がお正月に飾ってまだ元気に咲き続けている花を、モモだから桃色ね、と泣きながら入れてくれた。

苦しんでいるモモの姿がなくなって誰もがほっとした。私も寂しい気持ちはあるが、正直ほっとしている。それでもモモとの約束を果たし、母上が寝た後、モモときちんとお別れをするのはつらかった。堪えていた涙が溢れ出し、疲れきっていて自分の足も気付けばグラグラで立っていられなかった。おにーが手伝ってくれて、ようやくモモのそばに落ち着くことが出来て、モモとお別れすることが出来た。

今夜はモモと一緒に眠る最後の夜。いつものように私の枕の隣にはモモがいる。私もここでモモと過ごす時間が大好きだった。「パソコンまだやってるんでしか?」と何度も邪魔され、それまでは必ず寝る前の数時間はパソコンの前にいたのに、モモと二人で過ごすようになってからは最小限にして、モモと遊んだり、夜中のおやつを食べたりしていた。今日は邪魔されないのが残念だけど、大好きだった時間を過ごしている。

ブログは落ち着いてからにして、今日はこのままモモと寝るつもりだった。でも目を瞑って、声に出してモモを呼ぶと、何度目かの時に「タタタタターッ」と布団の脇を通ってくるモモの足音が聞こえたような気がしたのだ。今日まではここにいていい、と言ってあるからモモはまだいるのだろう。それなら、といつものように過ごすことにした。

モモちゃん、よく頑張ったね。
モモちゃんがウチの子でおねーは幸せだったよ。
ありがとう。

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2007⁄01⁄16 02:54 カテゴリー:桃色日記 comment(4) trackback(0)
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