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晴乃輔

Author:晴乃輔
4匹の猫を天国へ旅立たせ、4匹の老猫と今も暮らしている私の猫狂的生活


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告白


毎週月曜日に帰宅する家人に、モモの病気を告白した。何度も電話しようと思ったが、自分が取り乱すのが嫌で、今日まで切り出せなかった。
しかし、もう隠しておくわけにはいかない。スイカを亡くしたとき、目を真っ赤に腫らして駆けつけてきた連れ。またもや大変なことになるだろう、そうなれば私も連鎖反応で落ち込みそうだ。オカンに使ったのと同じ作戦で行こう。

「モモ、病気なんだって。」

最初は信じられない、という反応だったが、淡々と話す私の言葉に、連れも「ま、13歳だもんな。仕方がないか。」と言ってくれた。スイカのときと違って、長年過ごしたモモのことはわりと冷静に受け止めてくれたようだった。

毎週月曜日、連れと私には副業がある。今日もモモの病気告白を終えてから、日課通りに時間を過ごしていた。連れは深刻になることもなく、いつもと変わらない様子だった。しかし私は顔は笑っていても、吐きそうなくらいの胃痛が定期的に押し寄せていた。気分が乗らなくなり、連れに何度か話しかけられるうちに、ついに言ってしまった。

「いくら大丈夫だって思っても、仕方がないって思っても、やっぱり吐きそうなぐらい胃が痛いんだよ。オカンにしんみりされたくないから耐えてるけど、本当は参ってるんだよ。」

連れは言った。

「そりゃそうだろう。モモが病気なんて考えられない。一番病気なんて無縁の奴みたいなのに。」

私はその言葉を聞いて少しだけほっとした。連れも「仕方がない」と言い聞かせようとしてくれているのかもしれない。

夜、帰宅してからもごく普通に過ごした。私が最近はまっているストレッチを教えてあげたりしながら。そして連れは寝る前にモモの顔を見て、何度も何度もその頭を撫でた。

「本当に病気なのか?元気だよな?」

連れの言葉に私は胸が痛くなった。しかし、連れが言った。

「やっぱり仕方がないんだよ。13年だよ。スイカのことを思ったらここまで生きてくれてありがとう、だよ。モモは最後まで頑張ってくれるよ。」

想像とは違っていた連れの反応に、私は昼間は話せなかったモモの手術のことや、手術が出来なかった場合のことも話した。そして自分が早く気付いてやれなくてすごく後悔していることや、自分の決断が正しかったかどうか迷っていることも。

「考えたらきりがないよ。後悔も迷いも、これからモモが頑張るためには必要ない。どうすればモモが頑張ってくれるか、それだけ考えればいいんだよ。」

私は少し心が軽くなった。

「モモは気は強いんだから簡単にはあきらめないと思うよ。あと6匹もいるんだからここで頑張らないと先は長いよ。」

自分に言い聞かせてきたことを人から言ってもらって、私は心が軽くなった。不思議なほど冷静にこのブログも書いている。顔を見れば涙が出てきたモモにも、今は「頑張ろうね」と言える。

ウチの連れってデッカイ体つきとは裏腹に結構弱かったりする。更に頭を回転させることも苦手だったりする。お世話されるより、お世話することのほうが多い連れ。でも今日の連れは私の心が安らぐようなことを言ってくれた。何度もモモの頭を撫でて「モモは大丈夫だよなあ。簡単にはあきらめないよなあ。」と言っていた。

でも連れは言った。来週帰宅したときには、

「気安く触るんじゃねーよ!こっちはイテーんだよ!って噛み付いてくるかもね(笑)」

2歳の時に嫁入り経験のあるモモ。連れと二人で嫁入り先に連れて行ったが、キャリーから出そうとした途端、モモは連れに噛み付いた。1週間の花嫁修業中、モモはオスを蹴り倒し、嫁入り先の家族全員がバスタオルを持ってモモを追いかける日々だった。当然、モモは交配なんて出来ないまま嫁入り先から帰宅することになった。出戻り娘を迎えに行くと、モモはまたもや連れに牙をむいた。連れはしばらくモモにびびっていた。今日も病院へ行った話をすると真っ先に、

「暴れた?」

と聞かれた。動物病院へ連れて行き、ワクチンを打とうとした先生に敵意剥き出しにしたモモは、注射器を弾き飛ばし、先生の腕に注射器が刺さってしまった、なんてこともあるのだ。

今は特に嫌なこともされず、病院へ行ってもご機嫌なモモさんだが、私も手術後はモモを病院へ連れて行くのが怖い。

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2006⁄08⁄01 03:13 カテゴリー:桃色日記 comment(0) trackback(0)
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