猫との共存について語ってみる。
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晴乃輔

Author:晴乃輔
4匹の猫を天国へ旅立たせ、4匹の老猫と今も暮らしている私の猫狂的生活


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病院嫌い


我が家には7匹の猫がいる。これだけいるのに4匹は病気知らずだ。多頭飼いをしていると、健康チェックは食欲の有る無しくらいしか出来ない。そんなことでは飼い主失格なのだろう、と思う今日この頃。

私は動物病院が大嫌いだった。今から10年近く前。モモが出産した子の中の一匹、スイカは病院の事故で亡くなった。去勢手術で入院したが、麻酔が失敗したから手術は来週にします、と言われて迎えに行った。♀達が発情中だったから一緒には出来ず、スイカは普段は出入りさせてもらえない今モモがいる場所、母上宅で過ごした。いつもと違う場所でスイカは楽しそうにしていた。でもその日の夜中、スイカは急変。眠れないまま朝を過ごし、朝の7時頃から病院へ電話を掛け続けた。ようやく通じ、すぐに連れて行った。

「麻酔の失敗は関係ありません。大丈夫ですよ。」

私は病院へ連れて行くことが出来たから大丈夫だ、と安心した。点滴を刺され、酸素マスクを顔につけられているスイカを見てもこれで大丈夫なんだ、と思った。落ち着いたら連絡します、という先生の言葉で帰宅。その一時間後、スイカが息を引き取ったと連絡を受けた。麻酔の失敗は関係ない、と言い続ける先生の言葉も無視して、私はその日の治療費も払わず病院を出た。その後、代金を請求されることもなかった。

私が最初に通った病院はペットショップと併設されていた。飼い始めて一週間ほどでノミと耳ダニがいることに気付き、なんとかして欲しいと何度も頼んだ。病院へ行けばショップへ、ショップへ行けば病院へ。その対応に納得できず、病院を変えた。次の病院はモモのワクチンと結膜炎に手を焼いた先生に出入り禁止にされた。そしてスイカが亡くなった病院が三件目。これをきっかけに完全に病院不振になった。家から一歩も出さないのだから、と私は猫達の予防接種も辞めて、病院へ行かずに数年が経過した。

バナナが体調を崩した。あきらかに様子がおかしい。タウンページで調べて今まで行ったことのない病院へ電話をした。1件目、もう少し様子を見てからでも大丈夫では、と言われた。2件目の病院は私の説明もろくに聞かず、

「飼い主さんが様子がおかしいと感じられるならとにかく連れてきてみてください。」

と、言ってくれた。初めて行った病院でどんな診察になるのか不安だった。見たところ特におかしなところは無さそうだ、と先生が言った。でも食いしん坊で、他の猫が嫌がるエサでも喜んで食べるバナナがエサを食べようとしなかった。絶対におかしい。私の言葉を信じて先生は更に診察を続けてくれた。

「おしっこが出てないんだ。」

複数の猫がいるから全員がきちんと排泄しているかどうかまで気付いてやれなかった。先生にそういう素振りがあったか聞かれても私は答えられなかった。病院はすぐに臨時休診となり、バナナの処置が始まった。麻酔を使用したためにその日は退院出来なかったが、翌日には退院できた。尿道に詰まった石を取るだけで、手術はしなくて済んだ。しかし翌年に再発。この時はバナナの素振りで再発してると気付いて朝のうちに連絡をしたのだが、緊急手術が入っているから午後の診察時間に連れて来るように、と言われた。あと半日くらいなら大丈夫ですから、とも。でもバナナはその半日で膨れた膀胱が破けてしまい、手術することになってしまった。思い切って手術をしたのが良かったのか、その後再発はしていない。

この病院ではミカンの風邪と子宮蓄膿症でもお世話になった。毎回、助けられている病院に感謝している。でも先生が一人、奥さんが助手。手一杯なことも多く、聞きたいことがあって電話をしても手術中で繋がらないこともあった。療法食を買いに行っても休診だったり、それが数日続くこともあった。ウメの様子がおかしいかも、でも病院は19時まで。だから夜間診療専門の病院へ行った。幸い、ウメは病気でもなんでもなかったのだが、私はもう少し心に余裕の持てる病院がないか、と思っていた。いくら私が病院を嫌っても、猫たちが歳を取ってきたのだからお世話にならないわけにはいかない。それなら安心して通える病院を、と思うようになった。

今回、モモの病気をきっかけに、家から一番近い病院へ行ってみた。まだ3年ほど前に出来たばかり。今はそこへお世話になったことを良かったと思っている。先生が多いこと、診察時間は21時までだけど、連絡すれば24時までは診察が受けられる。そのことに引かれて何の気なしに行ってみたけど、対応は満足だ。聞きたいことがあって電話をしてもすぐに先生が出てくれる。そしてどの先生も飼い主の立場にたって考えてくれることがありがたかった。私が動物病院不振になっていることさえ、きちんと受け止め、私の不安を解消出来るように努力する、と言ってくれた。

モモの病気はつらいことだけど、まだ他に6匹の猫がいる私にはモモの病気をきっかけにこの病院を知ったことは良かったと思う。先生の「こんなに元気なんだから手術してあげたい。」という言葉を信じてよかったと思っている。手術を終え、退院してから今日まで、私は今までにないほどモモと一緒の時間を過ごしている。手術後の痛みや不安を抱えたモモは私を頼ってくれた。元気を取り戻して今は、前の何倍も甘えてくる。この時間を持てただけでも私は手術したことを後悔しないだろう。今は猫と接する時間の90%はモモに使っている。抜糸が終わり、モモが無事に我が家の猫社会へ復帰したら他の子のケアも考えなくては。

「モモちゃんのように元気なうちに、が大事ですよ。他の子も是非一度連れてきてください。」

そう言ってくれる病院に頼ってみよう。


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2006⁄08⁄09 23:48 カテゴリー:猫の病気 comment(0) trackback(0)
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