猫との共存について語ってみる。
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晴乃輔

Author:晴乃輔
4匹の猫を天国へ旅立たせ、4匹の老猫と今も暮らしている私の猫狂的生活


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師走


そろそろ師走。
我が家のネコさんたちもすっかり冬バージョン。
長毛種らしい毛吹きに変身し、
ふっさふさと毛をゆさぶりながら歩き回る。
こんなのが8匹もいたときにゃ、
なんとなく家の中も狭く感じたっけ。

11月末から本日まで、今年最後の国内遠征。
あとは来週からの海外遠征を残すのみ。

遠征中のある日。

「長老が天に召されました」

と、母上からメールが届いた。
なんの変わりもなく晩御飯を食べ、
母上が就寝前に様子を見に行くと、
「よっ!」
と、ベッドから顔を出して挨拶。

翌朝、母上が様子を見に行くと、
私の部屋のリビングのど真ん中、
一番太陽の当たる場所で爺さんはお休みになっていた。
長い長い眠りについていた、とのこと。

マイケル・ジョーダン・Jr 享年16歳

苦しんだ様子もなく、とても綺麗な顔だったらしい。
老衰だろう、と思う。
誰にも迷惑を掛けず、でも長老らしく堂々と眠りについた。
素晴らしい、と褒めてやるしかない。

「これでいい。爺さんらしいや」

と、思った。

「あんたには見られたくなかったんでしょ」

という母上の言葉。

「誰にも迷惑掛けなかったんだからお前がジタバタしても喜ばない」

というおにーの言葉。

母上とおにーに爺さんのお見送りは任せて、
私は予定を変更せず、最後まで仕事をこなして戻ってきた。
すでに骨壷に入ったジョーさんを見ても涙はない。
遠征中も泣くことはなかった。
亡骸の写真を見せてもらうと、
母上とおにーが言っていた通り、
素晴らしくハンサムで綺麗な顔だった。
寂しいし、なんかがっくり、という気もする。
でも悲しい別れ、とは思わない。
実感が無いだけだと思うが、このまま実感がないまま、
爺さんとの別れを自然と受け入れていけばよいじゃないか。

最後に一緒に寝た夜、普段と同じように、
ジョー爺さんは私の頭を枕にしてスースーと寝息を立てていた。
朝には階段まで見送りに来てくれた。
いつもと同じ。何の変わりもなく。
その前日には久しぶりに妹とも対面した。
おにーとも対面した。
会うべき人に会えて準備は整った、と思ったのかな。
いい人生(猫生?)だった、と思ってくれてるかな。
本人にとっても突然でびっくりしてるのかな。
でもモモたちに賑やかに出迎えられて、
まあいっか、ここでも、って思ってるかな。

ちょっと寂しいけど、ねーちゃんは泣かないさ。
君は最初の子だったし、ノミだのダニだので苦しんで、
最初はそりゃもう手が掛かりましたよ。
マイペースで、ガンコで、我侭だったけど、
最近では面倒見の良い優しいじーちゃんになってたね。
こんなに格好良く、あっさりと逝ってしまうなんて思ってなかったけど、
でもこんな感じだったらいいのにな、とは思ってたよ。
だからねーちゃんはチェリオ、バナナ、ミカンと、
彼らの残りの人生をこれからも楽しんで行くね。

16年間ありがとう。






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2008⁄12⁄09 01:47 カテゴリー:ジョーダンじゃないよ comment(1) trackback(0)
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ジョーダン


我が家の最初の猫はチンチラシルバーのジョー。先日14歳になった。猫を飼うと決めてから、外を歩く時に捨て猫はいないか、と注意するようになった。しかし当時は都内で暮らしていたため、捨て猫に遭遇することはなかった。本屋でまだ猫もいないのに猫の飼い方マニュアルを買おうと物色していたときに、猫のカタログというものを見つけ、一緒に購入した。ペルシャネコとシャムネコ、漫画で読んだアメリカンショートヘアくらいしか知らなかった私には衝撃だった。

カタログの中で惚れた猫はバーマン、ラグドールという2種類。足袋を履いたような足元がたまらなく可愛かった。色合いも好きだった。しかしどちらもペットショップでお目にかかれるような種類ではなかった。血統書を持つ品種を飼ったことのなかった私には知識も乏しく、見つける手段に行き詰まり、途方にくれていた。

ふと立ち寄ったペットショップ。可愛い子猫がたくさんいた。可愛いでしょ?とアピールする子猫たちを見ているだけで幸せだった。ペットショップの人はバーマンもラグドールもヒマラヤンと変わらないですよ、とおっしゃる。が、どう見ても潰れ顔のヒマラヤンが似ているとは思えなかった。うーん・・・なんか違う、と私が考え込んでいるときに、積極的な子猫たちの隅っこに愛想の良くない子猫がいた。綺麗な顔立ちなのに、怖がっているのか、ケージの隅っこでうずくまっている。顔を覗き込むとじっと見つめ返された。

「吸い込まれる・・・」

チンチラシルバーの男の子。ペルシャ系の中ではブス顔に分類されるが、キュートな整った顔立ちだった。その後ペットショップのどこをウロウロしてもその子の視線を感じた。

ペットショップを後にした私の手にはチンチラのチビが入ったダンボール製のキャリーバッグと、子猫育児用品一式が収まっていた。私の心はわくわくしていた。バーマンでもラグドールでもないけど、このビー玉のような目に本当に吸い込まれてしまったのだ。

最初の一日、ソファの後ろにうずくまって一日を過ごされた。二日目は耳くらいは見せてくれた。三日目は時々顔を出してこっちを見ていることがあったが目が合うと引っ込んだ。トイレとエサの時以外、ジョーの全身を見るのは難しかった。用が済むとマッハでソファの後ろに隠れるのだ。しかし焦らずに慣れてくれるのを待った。四日目の夜中、ふと目を覚ますとベッドの下にいた。目が合うとダッシュで逃げた。五日目、買い物から戻ってくると玄関近くでウロウロするジョーを発見。その頃からエサとトイレ以外でも時々部屋を探索するところを見かけた。

ジョーが家に来て一週間目の夜。ベッドの下にいる気配を感じたが気付かないふりをした。少ししてジョーがベッドに飛び乗り、しばらく考え込んでいたが、私の頭を枕にして横たわった。ようやく信用してもらえたのだ。

こんな感じだったからジョーの名前は一週間以上決まらずにいた。当時私がはまっていたNBA、主役のマイケルジョーダンをテレビで見ていて、

「いい名前考えるからね。ジョーダンみたいに格好よくなるんだよ。」

私は仮の名前のつもりで時々ジョーダン、と呼んでいた。テレビ観戦に夢中になってジョーダンの名前を口にするとやってくるチビ猫。しまった・・・、と気付いたときには遅かった。名づける前に覚えられてしまった。

マイケル・ジョーダン。ジョーと呼ばれ、今もビー球のような目で私を魅了してくれている。





2006⁄08⁄07 00:32 カテゴリー:ジョーダンじゃないよ comment(0) trackback(0)
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